グッズでストレス解消

お金をかけずに上質で優雅なお家に住むための家具配置テクニック

The following two tabs change content below.
たける
去年息子が生まれたばかりの新米パパのたけるです!気がつけば仕事ばかりで35歳になってしまいましたが、お休みの日や家にいる時はパパ力と旦那力を上げるため日々勉強中です。自分へのご褒美や奥さんに喜んでもらえるようなものを探すのも大好きなのでプチ贅沢な情報をいろいろ僕の視点からご紹介させていただきますね。

あなたは上質で優雅なお家に住んでいますか? 「築20年のアパートだから」「部屋が狭いから」「お金がないから」と諦めていませんか?

「贅沢で上質な生活をしたい!」と思ったら、衣食住の一つである「住環境」を変えることはとっても重要です!

わかってはいるけど、「今の私じゃできないよ・・・」と思う方こそ、ぜひ読み進めていただき少しでも「贅沢で上質な生活」を試みてください。

気分が一新され優雅な生活ができるようになりますよ!

はじめに

デザイナーズ住宅のように基本的な仕様が上質な物件であったとしても設置する家具などの置き方により本来の美しさが損なわれてしまうものです。

一方で、一般的な住環境であっても設置する家具の選定や置き方を意識するだけでお洒落な印象を与えられるようになります。今回は主に家具の配置についてお伝えしますので、しっかり読み進めていいただければと思います

お金をかけずにエレガント「導線を美しく」


まず念頭に置いておくべき事は人間が室内環境において快適に感じる要素であり、それは立ち上がり移動をする時に不便さを覚えない事です。

物が多すぎたり設置する場所が無計画な事が影響して移動がし難い状態では、広い家だとしても窮屈に感じてしまうものです。

そこで、家具を設置する時に気を配るべき事柄は【目的としている場所まで遠回りする事なく円滑に移動できるようにする】という事です。

よくあるのは、冷蔵庫や洗濯機、本棚など目的の場所に向かうまでの最短ルートに身体を横にして通過しなければならない場所があったり、大回りをしないといけない動線になっていることです。

身体を横にしたり遠回りをするのは非効率的で気持ちと時間に余裕が無くなってしまう要因ですし、ぶつかりやすい事で怪我を負ってしまいやすく物も倒れてしまいやすいため、贅沢な空間と気持ちを作るという観点では不適当です。

もちろんですが、あえて最初から不便な動線を作る人はいないでしょう。では、なぜこうなってしまうのか?

引越し後の最初の配置以降に買い足したものを、置ける場所に置いていった結果、動線が非効率になったという方が大半です。

引っ越してから数年経っているが模様替えをしていないようでしたら、一度家具の置き場を再度すべて見直してみることをお勧めします。

引越し直後では見えなかった問題点に気がつくはず。私の経験ですと、「洗濯機の位置」「洗濯物を干す場所」「アイロンをかける場所」「タンスの位置」の関係に無駄があり何往復もしなければなりませんでした。

実際の今の生活に照らし合わせ見直すことで無駄が省け時短になり、優雅に過ごすことができるようになりました。

なお、一般的なスタイルの成人が正面を向いたまま通過する際に要するスペースはおよそ55cmから60cmなので、移動に際する動線は55cmから60cmを確保し各所に難なく行けるようにすると良いでしょう。

視覚トリックで優雅さを演出


動線と同じく特別な物は用意しなくても、既存の物の置き方を工夫するだけで見違える程贅沢な空間に早変わりさせられるテクニックが、【視線が抜ける場所を設けて視覚的に広く見せられるようにする方法】です。

例えばソファ。ソファと言えばリラックスした気持ちにさせてくれる家具であり、長い時間にわたってソファに腰を下ろしているという方も少なくないと思います。

ただし、たとえリラックス効果が高いソファであっても置いてある場所が適切でなければストレス要因に繋がってしまいます。

くつろぎ空間の視線の工夫

ソファに腰を下ろした時に自分の前に壁が存在していたり、家具によって視線が遮断されてしまうとソファ自体の座り心地は同じであるのに、全く違う物を使用しているように感じられるほど圧迫感を抱きます。

反面、腰を下ろした先に室内に置いてある植物の緑色が視界に入ったり、部屋全体や窓からの景色が眺められる様子であれば、本来の室内空間よりも広く感じられますし、気持ちの面でも落ち着きが得られ贅沢な一時になります。

特にソファに座って過ごす時間が長い方は、着座している時の目線の高さを意識し、できるだけ着座中の目線の高さよりも高い家具を置かないようにしましょう。

最良なのはソファを室内の中央部に置いて前後左右を見渡した時にも、自分自身の視線の高さよりも高い家具などが存在していない状態ですが、さすがに部屋の広さや構造上不可能な方も多いと思います。

生活環境という特性上全てにおいて自分自身の視線の高さよりも低く揃える事ができないのならば、せめて着座している時に正面に見える物のみは視線よりも低くするようにしてみましょう。

生活感を感じさせない視線の工夫


同じように生活環境であるからこそ、生活感が強く表れてしまう場所の代表として「キッチン」があります。特に、オシャレなカウンターキッチンであればあるほど、この問題に直面します。

たとえ洗い物を積み重ねていなかったとしても雑然とした見た目になりやすいので、上質な気持ちで時間を過ごしたいのならダイニングテーブルの方向を変化させ、シンクの方に目が向かないようにするだけでも落ち着けるようになります。

部屋を広くみせるための工夫

部屋が広く見えるためのトリックとして「対角線に高いものを置かない」という方法があります。「部屋に入るドアからの対角線=一番遠い場所」に高いものを置かないだけで部屋は広く見え優雅に感じることができるでしょう。こちらもぜひ試してみてください。

部屋の広さに対する家具の最適な量は?


上記のように少しの工夫を施す事により上質な生活に変化できますが、根本的に室内空間に許容量を超える程の物が存在していると、工夫を施しても贅沢さを覚える空間に仕上げる事はできません。

当然の事ながら、広い空間に対して必要最低限の家具が点々としている様子も殺風景に感じられてしまうものですが、実はインテリアの業界においては各部屋の広さに対して理想的な家具の量というものが存在します。

それは広さに対し家具が占める割合を3分の1に抑えるという事であり、広さが6畳の部屋であれば家具を設置するために使用しても問題が無いのは2畳までとなります。

皆さんはどれぐらい家具を持っていますか?3分1以上持っていると思われる方は贅沢なな暮らしをするために、「本当に必要な家具なのか」をあらためて考えてみてください。

おわりに

お金をかけずとも「優雅で上質」な贅沢な生活・時間を過ごす方法をお伝えしてきました。

  • 動線の見直し
  • 視線に入るものの配置の見直し
  • 家具の量は床面積の3分の1

これらを気をつけていただくだけで随分と生活が変わるかと思います。

まずは簡単な家の配置図を描いてみて、どうすれば素敵なお家に生まれ変わるかを考えてみませんか?
やってみるとわかると思いますが、なかなかワクワクして楽しい時間ですよ!

ぜひ、お金をかけずに贅沢で上質で優雅な時間をお楽しみください。