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みなさんこんにちは!リルリッチライターの中川友貴です。
いまだ外出自粛ムードが続く中、みなさんはいかがお過ごしでしょうか?私は今もテレワークが続いており、自宅で仕事に励んでいます。
さて、新型コロナウイルスに関する様々なニュースが飛び交う毎日ですが、中でも気になるのが、特別定額給付金の支給などに便乗した詐欺が急増しているというニュース。
まだまだ新型コロナウイルスの影響が続くと思われる今日この頃。こうした詐欺に騙されないためにも、給付金詐欺やマスク当選詐欺の手口を知ることが必要ですよね。
そこで今回の記事「【注意】コロナ期間中に話題になった給付金詐欺やマスク当選詐欺の手口とは⁉」では、新型コロナウイルスに関連した詐欺被害の手口についてご紹介します。
気になるところから見てね
1.給付金詐欺の悪質な手口とは?
全国民に一律10万円を給付する「特別定額給付金」この給付金に関して、給付を装った「振り込め詐欺」や、個人情報、通帳、キャッシュカードなどをだまし取る詐欺が問題になりました。
今回の給付金は全国民が対象となっているため、誰もが詐欺のターゲットになり得たと考えると怖いですよね。実際に、給付金の申請に便乗した手口の詐欺事件はいくつも発生しており、消費者庁や警視庁、各自治体のホームページにも給付金詐欺への注意喚起が掲載されています。
それでは、このような詐欺は一体どのような手口で行われるのでしょうか。
①メールやSMSによるフィッシング詐欺の手口
給付金詐欺の手口としてまず挙げられるのが、メールやSMSを利用した詐欺です。
「給付金10万配布につき、お客様の所在確認」という見出しのメールが出回っています。
これはサギのメールです❗️給付金に関して自治体や総務省が銀行口座や個人情報などをメールでお問合せすることはありません。メール添付のURLにアクセスしないでください。
実際のサギメール画像がこれだ‼️⬇️ pic.twitter.com/ZNT0F0MwaF— 警視庁犯罪抑止対策本部 (@MPD_yokushi) April 21, 2020
こちらは、警視庁犯罪抑止対策本部の公式ツイッターアカウントによる給付金詐欺の注意喚起ツイートです。ツイートの日付は、2020年4月21日。一人10万円の給付金が発表されてからわずか数日で、既にこのような手口の詐欺メールが出回っていたことがわかります。
メールによる給付金詐欺では、このように大手携帯電話キャリアを騙る手口が多発しているようです。多くの場合、「携帯電話キャリアを通じて給付金を配布する」と説明して偽の申請ページへ誘導し、マイナンバーや銀行口座などの個人情報をだまし取る、いわゆるフィッシング詐欺の手口が用いられています。
普段から危険視されている詐欺の手口ですが、今回の新型コロナウイルスの流行による混乱や給付金の給付に便乗して急増したようです。世の中が混乱し、不安を抱えている人が多い状況では、普段は慎重な人でも騙されてしまいかねませんよね。
こうした手口の横行を受け、KDDIやNTTドコモ、ソフトバンクなど大手の携帯電話キャリアでは、新型コロナウイルスに関連したフィッシング詐欺についてのウェブページを公開しました。
いずれも、下記のような注意喚起が行われています。
・不審なメール・SMSを受信した場合は本文記載のURLへアクセスしないこと
・万が一URLをクリックしてしまった場合も決して個人情報を入力しないこと
フィッシング詐欺の手口は年々巧妙になっており、一見して偽のメールと判別がつかないことも……。少しでも怪しいと感じたら、メール本文内のURLにはアクセスせず、まずは公式サイトなどをチェックする習慣をつけましょう!
➁電話を使った特殊詐欺の手
給付金に便乗した詐欺には、電話を利用した手口も存在します。すでに、自治体職員や新型コロナウイルス対策室を名乗る者からの不審電話が多く確認されているようです。
不審電話の内容は多岐にわたりますが、特に注意が呼びかけられているのが特殊詐欺の手口です。
特殊詐欺とは、犯人が電話や封書等で親族や公的機関の職員を名乗り、現金やキャッシュカードをだまし取ったり、ATMを操作させて犯人の口座に送金される犯罪のこと。
このような手口が、給付金詐欺でも横行しているのです。たとえば、「給付金の受給にあたって手数料が必要である」と騙る振り込み詐欺の手口や、「給付金を口座に振り込むので、通帳とキャッシュカードを用意するように」と指示を出し、その後被害者宅を訪れた人物がキャッシュカードをだまし取るなどといった手口が確認されています。
最近は現金をだまし取るだけではなく、このように「キャッシュカードを預かる」などと騙りATMで現金を引き出す手口が流行しており、給付金詐欺においても同様の手口が使われていることがわかります。
このほか、「給付金の書類の書き方を教える」として個人情報を聞き出そうとするものや、「給付金の申請手続きを数万円の手数料と引き換えに代行する」、「給付金の申請に不備があった」など、様々な内容の不審電話も……。
このような詐欺の増加を受け、総務省や多くの自治体が、「公的機関がATMの操作を指示すること、給付金のために手数料の振り込みを求めることは絶対にない」と、詐欺への注意を呼びかけるウェブページを公開しています。
もし上記のような不審電話をとってしまった場合は、すぐに電話を切って最寄りの警察署へ通報しましょう。
しかし、実際に不審な電話を受けた際に冷静に判断ができるか不安……という方も少なくないのではないでしょうか。そんな場合にオススメなのが、自宅の電話機を留守番設定にすること!そもそも犯人からの電話に出なければ、給付金詐欺の被害に合うこともありませんよね。
・給付金に関して、各市区町村がメールや電話を使って指示を行うことはない
・給付金やコロナに関する電話やメールを受け、少しでも「おかしい」と感じたら、家族や市役所、相談窓口に、すぐに相談する
2.給付金詐欺だけじゃない!?マスク当選詐欺とは
コロナ期間中に話題になった詐欺の手口は、給付金詐欺ばかりではありません。新型コロナウイルスの流行により大きな問題となったのが、マスクの供給不足。
現在はだいぶ解消されてきましたが、一時はどこのお店を探しても見つからない、朝からドラッグストアの前に行列ができている、ネットで高額転売されている……などなど、マスクを求める人々が巷に溢れかえっていましたよね。
そんな中で大きな注目を集めたのが、シャープによる個人向けのマスク販売。当初は同社ECサイトでの先着販売を行う予定でしたが、4月21日の発売開始直後からアクセスが殺到。サイトへの接続が不安定になり、後に抽選販売に変更されました。
そこで生まれたのが、「偽の当選メール」を装ったフィッシング詐欺です。何とかしてマスクを手に入れたいという一心で抽選に申し込み、あとは当選メールが送られてくるのを待つばかり……そんなときに「当選しました!」というタイトルのメールが届けば、ついつい中身をしっかり確認せずにメールを開いてしまいそうですよね。
シャープは、このようなフィッシング詐欺への対策として、当選メールから直接販売ページに飛ぶことはなく、公式ホームページ内の「当選者専用サイト」から手続きを行うことなどを呼びかけました。
現在もマスクの抽選販売は続いていますが、フィッシング詐欺の手口に引っかからないように、くれぐれも「偽の当選メール」には注意したいですね。
・「偽の当選メール」には要注意!公式サイトをしっかりと確認する
3.おわりに
今回は、「【注意】コロナ期間中に話題になった給付金詐欺やマスク当選詐欺の手口とは⁉」と題し、新型コロナウイルスの流行に便乗した詐欺の手口についてご紹介しました。いかがでしたか?
コロナ騒動で先行きが見えず不安な人々の気持ちにつけこむかのように、様々な手口の詐欺が横行していることがわかりました。普段は慎重な人でも、つい騙されてしまいかねない……そんな状況がまだまだ続くことが予想されます。
自分は騙されないから大丈夫などと安心せずに、家族や友人にも注意を呼び掛け、こうした詐欺の被害から身を守っていきたいですね。
(6月19日の情報です)